意外と知らない農業用語講座①「N-P-K」

Image from page 296 of "Soils and fertilizers" (1918) by Internet Archive Book Images

農業には専門用語が沢山ある。興味があって調べ始めると意外と知らない用語は多い。どんな分野にも専門用語はあるが、農業の用語は興味がない人にとっては、まったく知る機会がないのではないかだろうか?ここでは農業専門用語を解説して、農業に関心を持った人の手助けになればと思う。

今回取り上げるのは「N-P-K」。よく肥料袋に書かれている用語だ。ホームセンターなどで売っている農業用の肥料にも必ず記載されている。農業に関わる人ならば常識中の常識。でも、知らない人には何かの略語のような、化学記号のような訳のわからない表記だ。一体何を表しているのだろうか。
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NPK-15-15-15-front / mcgarrett88

「N-P-K」とは、N-窒素、P-リン酸、K-カリウム。植物に欠かせない栄養素だ。

 

この3つの栄養素は、植物の生育に不可欠で、生育するのに大量に必要な栄養素だ。たとえば窒素は葉肥といわれ葉を生育を促すのに欠かせない。欠乏してしまうと黄色くなって成長不良になってしまう。リンは根や花の成長、カリは実の生育、それぞれ植物が育つための重要な役割を果たしている。

「N-P-K」が使われるのは肥料や栄養素を表記する場面だ。例えば肥料袋に、9-30-19 と記載されてあればN(窒素)9%:P(リン酸)30%:K(カリウム)19%という意味になる。農家は植物の生育状況や土壌の状況に合わせてバランスの違う肥料を選んで使っている。

窒素・リン酸・カリウムや他の栄養素の詳しい情報
http://ja-shigagamou.jp/gmdata/pdf/kateisaien/2012hatake4.pdf

今回紹介した「N-P-K」は、恥ずかしながら私自身が一番分からなかった用語だ。農業分野に関わるようになって初めて知ったし、あまりにも頻発するので調べずにはいられなかった言葉でもある。

専門用語を知ると、そのジャンルを深く知るきっかけになる。これからも農業に使われる専門用語を取り上げて、農業や家庭菜園・園芸に興味を持った人の役に立てればと思う。

きむらゆうきち

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