毒性のある身近な植物5種

foxglove / huggleperson

身近な植物でも毒がある植物がある。日本で栽培される有毒植物として83科、193属、298分類群。この中には食用植物34種が含まれている。タイトル写真のジキタリスも毒があることで有名だ。

今回は、身近な有毒植物の中でも意外だった5種類を紹介したい。正しい知識を身につけて、事故のないように接したい。

1、ニチニチソウ
ビンカの名前でも知られる一般的な園芸植物。ニチニチソウには、「ビンカアルカロイドと総称される、10種以上のアルカロイドが、全草に含まれる。そのうちの、ビンクリスチンとビンブラスチンには、細胞分裂阻害作用(チューブリン脱重合による)があり、抗がん剤として用いられるが、脱毛などの副作用・毒性があるので、素人の利用は危険。たんに食すると、嘔吐や下痢程度では済まないことになる。
red & white
red & white / sun dazed

2、秋明菊
秋を感じさせてくれる宿根草。草丈1m以上になり、鮮やかなピンク色の花は見ごたえがある。プロトアネモニンを含みしばしば家畜の餌に混入し中毒事故になる。摂取すると胃腸障害を起こす。
Japanese Anemone
Japanese Anemone / Laura Nolte

3、ポトス
観葉植物としてホームセンターなどでも扱われている植物。葉に有毒性があるので、ペットの誤食などに気をつけたい。
2010-04-22 003
2010-04-22 003 / 石川 Shihchuan

4、シュウカイドウ
こちらも園芸種として見かける植物。特に茎に毒性があり胃腸のただれ、下痢、痙攣を引き起こす。
Hardy Begonia - 01
Hardy Begonia – 01 / Kabacchi

5、コルチカム
園芸種として育てられたり、野外でも目にすることがある。サフランと誤食することがある。嘔吐、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難の症状がでる。
colchicum autumnale
colchicum autumnale / Manuel Martin Vicente

たびたびスイセンとニラを誤って食べるなど誤食もニュースになる。口にする際は間違いのないよう、特に気をつけたい。

間違いやすい食用植物と毒草
食用植物    毒 草
アシタバ――――マムシクサ
オオバギボウシ―コバイケイソウ
セリ――――――ドクゼリ
ニラ――――――スイセン
ニリンソウ―――トリカブト
フキノトウ―――ハシリドコロ
モミジカサ―――トリカブト
(参考HP:http://www.j-poison-ic.or.jp/)

大切なのは有毒植物とされる植物を排除することではなく、正しい知識を知った上で適切に接することだろう。まだまだ毒性のある植物は多くある。インターネットや本などで調べて適切な情報を知っておきたい。

きむらゆうきち

参考・引用:Note on Poisonous Plants in Horticultural Activities Yutaka TSUCHIHASHI*

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