菜食主義ブーツ?!その背景にある文化とは?

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音楽・ファッション好きならタイトル写真を見ただけで分かってしまったかもしれない。そう、Dr.martensだ。

Dr.martensというと、70年代ロンドンパンクの代名詞のようになっている。定番の8ホールブーツはシンプルなデザインで、現在でもファッションに取り入れられているアイテムだ。きっと履いたことのある人も多いだろう。

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photo by flikr

そんなDr Martensが出しているのが“動物性素材をつかわない”ヴィーガン・ブーツだ。

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このブーツは“vegan collection”というシリーズタイトルで販売されており、菜食主義や動物性製品を避ける消費者をターゲットにつくられた。見た目はオリジナルとまったく変わらない。

Dr Martens UK&EU http://www.drmartens.com/uk/search?text=vegan&x=0&y=0

vegan colllectionとパンクカルチャー

vegan collectionをつくった背景には、パンクカルチャーがある。パンクロックというと荒々しいイメージがだが、なぜ温厚な印象がある菜食主義とつながるのだろう?

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phot by flikr

もともとパンクは反体制・反資本主義など社会の大きな流れに異を唱える文化だ。社会に渦巻く大きなチカラは無意識的にある。その中で、食生活や食品流通など、食にまつわる流れもその一つだろう。おそらく、パンクスたちは、当たり前とされている食を取り巻く状況に疑問を呈したのだ。その表現が菜食主義という行動になったのだろう。そのほかにも環境保全主義、純菜食主義、動物の権利保護など、一見パンクのイメージとは似つかない活動もパンクカルチャーのひとつとして含まれている。(※参考:wikipedia)熱い気持ちの矛先は、何も暴力的な方法だけではないのだ。

Dr Martensのvegan collectionをみていると、ターゲットをよく理解していることが分かる。自社の商品をもっとも利用してくれるコア・ユーザーが何を求めているのか、また文化的な背景は何なのか。ユーザーの主義主張までを察した製品作りには感心させられるばかりだ。

きむらゆうきち

tittle phot by flickr

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