“未来の作物をつくる植物たち”を守れ

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今、食べている野菜や果物が10年後にもあるとは限らない。温暖化、干ばつ、多雨など気候変動や病害虫など激変する環境に作物はさらされている。もしかしたら、異常気象で今食べている野菜や果物も栽培できなくなる可能性がある。

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未来の野菜をつくる
この地図には、野菜や果物の野生種が公開されている。ここで示す野生種とは、栽培されている野菜や果物と同系統の植物で、現在も自然に繁殖・成長している種類だ。

これらがなぜ必要かというと、今後の品種改良のヒント(種)になるかもしれないからだ。野生種は、病気や害虫に対する抵抗力を含んでいる。

たとえば、小麦の野生の同じ系統はヘシアンバエという害虫につよい。サトウキビと同じ系統は、極低温を生き残る。また、バラ科サクラ属で桃と同系統の野生種は干ばつにつよい。
現在、栽培している野菜や果物と、野生で生き残っている同類の植物を交配することで、気候変動に対応できる作物を新たに作ることが出来るかもしれない。もしかしたら、この地図に示されている植物は“未来の作物をつくる植物”かもしれないのだ。

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未来の作物を守れ!
多くの野生種は中東の中東地域で育っている。データベースは、世界中の野生種(特徴と場所)がリス化トされている。保護や種の採取もすすんでいるのかと思いきや、収穫野生類の12%が絶滅の危機にあるという。その理由は、皮肉にも人間同士の争いであることが多い。紛争や政治状況が理由で、“未来の野菜や果物”をつくるかもしれない植物たちを保護することもままならないのだ。

 

何ができるのか?

いきなり紛争地帯の植物を守ることは難しい。だが、身近なところにも守るべき“未来をつくる作物”があるのではないか。

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たとえば“在来種種 ”。日本の農村には代々受け継がれてきた野菜や果物がある。これらの野菜を守ることで、もしかしたら気候変動などのリスクに対応できるヒントが得られるかもしれない。

まずは身近なところで、在来種や固定種を育てている農家の作物を買ってみてはどうか。また家庭菜園には固定種野菜を選ぶのもいいかもしれない。オンラインで固定種の種を扱っている店(野口種苗http://noguchiseed.com/)もある。意外と未来を守る手段は近くにあるかもしれない。

きむらゆうきち

phot by flickr

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