トルストイ“…農業こそ万人にふさわしい職業”

220px-L.N.Tolstoy_Prokudin-Gorsky

『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』などの作品で知られているロシアの文豪 レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ。今日、9月9日が誕生日だ。Googleのトップ画面にも表示されている。

最晩年、トルストイが推敲に推敲を重ねた「文読む月日」には農業に関してこのような記述がある。

農業は人間にふさわしい職業のなかの一つというわけではない。
農業こそ万人にふさわしい、最大の独立性と幸福とを与える唯一の職業なのである。

トルストイ編著『文読む月日 下』より

この本にはキリスト、釈迦、孔子、老子、ソクラテス、プラトン、ルソー、パスカル、カント、ショーペンハウェル他170名にのぼる聖賢の言葉が紹介され、1日1話、1年365日、日々の様子が綴られている。

自分なりに解釈すると、ここで書かれている農業は昔で言う“野良仕事”だろう。また職業も生業や営みに近いのかもしれない。

そうすると【野良(仕事)こそ万人にふさわしい、最大の独立性と幸福を与える唯一の生業なのである】となるだろうか。

トルストイが農業に対して“独立性と幸福とを与える唯一の職業”という力強い言葉で書き記している点は大変興味深い。

また、トルストイが18歳の時に書いた「人生のルール」も共感できる事が多い。特に“いつでも身の丈に合った質素な暮らしをする”という言葉は、日々の暮らしでも農業経営でも心しておきたい戒めの一つだ。

トルストイが書いた10の「人生のルール」がすごい!

lgp01a201308160200

秋の夜長に、文豪の作品を手にとって、じっくりと読み込むのもいいだろう。農閑期にトルストイの大著に挑むのもいいかもしれない。

きむらゆうきち

jpeg

jpeg

jpeg

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る