ガザ地区、農業にも深刻な影響が

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終わりの見えない戦争。連日ニュースでも報道されているガザ地区での戦闘の影響は政治や市民生活だけでなく、産業にも大きな影響を与えている。もちろん農業も例外ではない。

この戦闘で農業用水設備が壊されて、農産物への被害が出ている。水が供給されなければ、作物は育たない。重大な問題だ。

http://www.thewaterchannel.tv/ja/media-gallery/3573-farming-in-despair-water-for-agriculture-in-the-gaza-strip

元々、ガザ地区はイチゴの生産地として知られていた。ガザ内6,000戸のイチゴ農家の年間生産は約2,000トン、売上総額は約1千万ドル。品質の高いイチゴは、ヨーロッパの一流レストランでも使われている。だが、戦争により流通経路が絶たれた。国境線や地中海沿岸が閉鎖され市場に出荷できない状態が続いている。http://www.ipsnews.net/2008/03/mideast-flowers-strawberries-and-missiles/

一方でガザ地区での自給率は、ほぼ100%との報道もある(http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=33618)。だが、このデータも通常時のものだろう。自給できるほどの環境があるにも関わらず、戦闘によって食料が確保できないのではないだろうか。

「パレスチナ・ガザ地区緊急支援のお願い」と題して、募金を募っているサイトもある。同じ農業者として、このようなサイトを通じて支援することも可能だ。
大地を守る会 http://www.daichi.or.jp/info/news/2014/0828_4961.html

まだまだ余談は許されない状況は続くだろう。戦闘が長くほど市民生活にも、農業にも影響が出るはずである。一刻も早く戦争状態が解かれ、平穏な日々が戻って欲しい。ガザ地区の農業が通常通りに戻ることを切に願う。

phot by http://www.presstv.ir/detail/2014/09/07/377950/gaza-agriculture-hit-hard-by-israel-war/

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