いよいよ地域農協も!JAグループが再編計画取りまとめ

農協 by タカハシケンタロウ

政府主導で全農連(全国農業協同組合連合会)の解体が進む中、ついに地域の農協も再編が行われるようだ。

地域農協400~500に再編 JAグループ、最大4割減

この計画が実施されれば1県1農協という地域も増える見込みだ。「ついに来たか!」という感じもあるが、どのように再編されるかによって農家の運命が大きく変わってくる。

ガサッと音がしたので振り向いてみたら作業台の下で雪崩発生… ミスミの紙カタログはこの二年で一度も開かなかったので捨てよう
ガサッと音がしたので振り向いてみたら作業台の下で雪崩発生… ミスミの紙カタログはこの二年で一度も開かなかったので捨てよう / Osamu Iwasaki

問題山積み!農家はどうする?

もし実施されれば、こんな問題が出てくるはずだ。

・出荷先が確保できるのか?

・地域ブランドはどうなるのか?

・出荷規格はどうなるのか?

・保証制度は維持されるのか?

それ以外にも、地域や地区で連携していたネットワークや、採算が取れていない小さな施設の扱いなど考えだしたらキリがない。

 

売先が確保できるのか?

八百屋
八百屋 / sabamiso

もっとも深刻なのは売先の確保だろう。農家は作れはするが、売ることは出来ない。現在の仕組みでは出荷したあとの流通・販売は全て農協が担っている。しかも、ブランディングや種苗保護など地域農協が主導で売り込んで全国的な知名度を得ている作物も多い。これらは各地域の農協が細かい目配せをして構築している結果であり、小さな組織でないと出来ない仕事でもある。もし農協が1県1農協になれば、このような施策ができるのだろうか?仮に地域支社などを設けるとしたら、今と同じになってしまう。そもそも今回の計画は現在700ある地域農協を400に削減する案だ。6割の農協がなくなるのだから、やはり小さな農協はなくなってしまうと考えるのが自然だろう。そうなれば売先が見つからない農家が出てきてしまう可能性もある。

 

農業転換期 到来!

地域農協の再編が日本の農業を大きく変えるのは間違いない。今まで農協が担ってきた役割が大きい分、再編内容によっては農業自体の在り方が変わってしまうはずだ。

この動きに伴って企業参入が進むかもしれない。もしくは高齢の農業者の離農が進むかもしれない。そこには多くの問題があると同時に、大きなビジネスチャンスもあるはずだ。

きむらゆうきち

 

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