世界が注目する農業メディア“modern farmer”

グラフィックス1

世界にも農業に注目するメディアがある。2013年に創刊された雑誌『Modern Farmer』だ。このメディアのテーマは“農業を取り入れたライフスタイル”。身近な話題から、食糧問題を取り上げたソーシャルな記事まで、農業に関する新しい視点を与えてくれる。ナショナルマガジンアワードを受賞した注目のメディアだ。

modern farmer http://modernfarmer.com/

「modern farmer」には、紙媒体の雑誌で、並行してWEBも運営されている。雑誌は今のところ7号まで発行されていて、毎号動物のアップを使った表紙が特徴だ。最新号ではロバが表紙になっている。

WEB版には5つのカテゴリーがある。FEATURES/NEWS/FOOD/PLANTS AND ANIMALS/CULTUREに分かれており、それぞれの記事は内容ももちろんだが、写真やデザインを見ているだけでもクオリティの高さが感じられる。

「modern farmer」で扱っている記事の内容は、身近な話題から世界的な課題に取り組む話題まで、“農業”をキーワードに広く設定されている。すぐに役に立つ料理の情報もあれば、開発中の新技術、動物をテーマにしたCGアニメーションなど幅広い話題を提供する。

特徴的なのは動物や畜産関係の記事が多いことだ。最近の記事では、雑誌最新号と併せてロバの記事が目立つ。その他にも牛や馬、魚など畜産も農業の一環として重要視していることが伺える。

記事の中には、日本に関連する話題もある。

Japan’s Newest Seafood Source Is A Landlocked Country In Africa

この記事では、日本の鱒が南アフリカの内陸地で養殖されている様子が書かれている。ハイランドトラウトを名付けられた鱒は高地でも生息可能で、水産資源が減少する一方で代替案になる可能性を秘めている。日本発祥の鱒が、アフリカ各地で食べられる日も近いのかもしれない。

農業には様々な課題がある。食糧、環境、動物、文化など見過ごされがちな小さな話題から、世界規模の問題まで誰しも人ごとでは済まされないのが農業の課題なのではないだろうか?

「modern farmer」のようなメディアがあることで知れる情報は多い。今まで意識していなかった課題に気づくこと、それが農業を考える第一歩になるはずだ。

きむらゆうきち

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