アフリカ・フランス・日本の農耕文化の違いは?

Tea picker, Limuru Highlands, Kenya by luigig

“緑のgoo”にWEB講義というカテゴリーがある。ここでは網野善彦(歴史研究者)や池田清彦(山梨大学教授)、川田順造(文化人類学者)が寄稿した講義を読むことが出来る。掲載されている内容は、緑のgooのコンセプトに沿って環境に考慮したものが多い。

緑のgoo WEB講義 http://www.goo.ne.jp/green/business/lesson/

WEB講義の中に「農耕文化を対比してみる」という講義が掲載されている。

「農耕文化を対比してみる」http://www.goo.ne.jp/green/business/lesson/jan01-2.html

ここではアフリカ、日本、フランスの3カ国の農耕文化が比較されている。

私なりにそれぞれの農耕文化にタイトルをつけてみた。引用を交えて、この3つの農耕文化を簡単に説明すると、

アフリカ【自然共存型】
作物を育てることは、土と太陽と雨にまかせるしかない。人間のやることはといえば、作物と一緒にはびこる、すさまじいばかりの成長力をもつ雑草を取り除くことだけ。大地は神聖なもので誰のものでもない。

引用元:農耕文化を対比してみると

 

フランス【動物共存型】
家畜を利用する三圃式農業です。冬に人間の食用となる小麦をつくり、夏に主に家畜の飼料にするカラス麦や大麦、次の年は休閑の牧草地という3年サイクルの輪作を繰り返す。

引用元:農耕文化を対比してみると

 

日本【人間主体、まじめ型】
田植えから収穫まで、天候や給水の状況をたえずチェックし、米の生育に応じ、八十八回手をかけるといわれるほどこまやかな手入れをします。

引用元:農耕文化を対比してみると

この特徴だけでも、国によって農耕文化が違うことが分かる。自然を相手にする農業だから、場所によって方法も文化も違うのだが、現代に近づくにつれ農業は大型機械が導入され大規模経営になり“同じような姿”になっていく。その様子も、今回引用した講義の続きで載せられている。

農業には産業としての魅力だけでなく、文化的な価値もある。農作業の時に口ずさむ唄、土地の利用の仕方、農機具、祭りなど農業は昔からコミュニティを支える食の源であり、同時に文化を形成するために必要不可欠だったはずだ。この講義を読むと、世界各地、それぞれのコミュニティ毎に独自の農耕文化が発展してきたことが伺える。これかの農業を考える一助になるような講義である。

きむらゆうきち

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