おいしい季節到来!ニンジンを使った“にんじんしりしり”って知ってる?

Carrots - Carota - Wortels - Geze - 胡萝卜- zanahoria - carotte - ニンジン by color line

気温が下がる秋から冬がニンジンの旬。そろそろニンジンが美味しい季節になってきた。カレーやシチュー、煮物にもいい。ニンジンにはカロテンが豊富に含まれていて、抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られている。健康にも美容にも効果があるので常備しておきたい食材のひとつだ。

ニンジンのレシピを検索してみるとスグに“にんじんしりしり”というメニューに出会う。“しりしり?”この不思議な響きは何だろうか?今回は、にんじんしりしりについて紹介したい。

 

まずはニンジンの基礎知識

ニンジンの原産地はアフガニスタン周辺。分類は大きく分けて2種類ある。ひとつはオランダを通りイギリスへと伝来しながら改良が行われた西洋系、もうひとつは中国を経て東方へと伝わった東洋系だ。東洋系は細長く、西洋系は太く短いのが特徴で、ともに古くから薬や食用としての栽培が行われてきた。日本に伝わったのは、16世紀。その頃は葉も根と同じく食べていたが、明治ころから根のみを食べる習慣になった。

ニンジンといえば、この歌。懐かしい人もいるのでは?

にんじんしりしりの“しりしり”って?

にんじんしりしりは、沖縄県の郷土料理。「しりしり」というのは繊切りという意味で、沖縄方言である。基本的な作り方は、ニンジンを千切りにして炒めて溶き卵を入れて味を整えるだけ。簡単につくれる沖縄の家庭の味だ。

にんじんしりしりー
にんじんしりしりー / ayustety

国立国語研究所では、沖縄方言「しりしり」の解説もされている。

「第20巻 鹿児島・沖縄」の調査担当者で,琉球大学の狩俣繁久先生によると,道具を表わす言葉として「デークニシリー(大根おろし)」「ソーガシリー(生姜おろし)」「ンムクジシリー(芋葛おろし)」などがある。一方「デークニシリシリー」「ソーガシリシリー」は本来「おろしたもの」を表わす言葉だが,現在では道具を表わすこともある,とのことです。さらに,道具を単に「シリシリー」と呼ぶこともあるし,新しい言い方では,千六本を作ることを「シリシリーする」ともいい,おそらく「にんじんシリシリー」も戦後広まった単語ではないか,とのことです。http://www.ninjal.ac.jp/publication/catalogue/kokken_mado/37/08/

インターネットで検索するとアレンジレシピは山ほど出てくる。

にんじんしりしりのレシピ 513品 [クックパッド]

にんじんしりしり、今夜のおかずにどうでしょう?“にんじんしりしり”で旬の美味しい人ニンジンをたっぷり楽しみましょう。

きむらゆうきち

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